GNHで行くインド 天空の国・ラダックの旅 ~ラダック各地のみどころ~

標高約3650mのレーの街。荒涼とした風景の中を大河・インダスが悠々と流れ、厚い雪に覆われた高峰群に囲まれたこの場所はインドの中のチベット、天空の国・ラダックの都であり中心地。この地には今も本当のチベット仏教の教えが受け継がれており、その教えに沿った生活を営む敬虔な仏教徒が住む場所。レーの街を中心として、周辺に多くのチベット仏教僧院が建ち並んでいます。
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ラマユル・ゴンパ

ラダックの都・レーから西へ126km。月世界と呼ばれる美しい景観の中にディクン・カギュ派の巨大な僧院が聳えています。ユンドゥン・タルパリンという名前を持つこのゴンパは、11世紀にカギュ派の祖師であるナローパがこの地を訪れ瞑想をし、その後に大翻訳官リンチェン・サンポが訪れ多くのお堂とチョルテンを建立し、カダムパの学校として発展していきました。現在も200名の僧侶が修行するこのゴンパでは毎年「ユル・カブギャット」というお祭りが催されており、ダーやハヌーも含め周辺の村々から多くの人が訪れてます。下手にあるかつてのラマユルの集落の中に建つセンゲガンは現存するラマユルのお堂の中で最古の建物。内部には素晴らしいマンダラと金剛界五仏の塑像が納められています。
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【ラマユル僧院 フォトギャラリー】

アルチ・チョスコル

レーから67km。サスポル村からインダス川を渡って2kmの場所に緑溢れるアルチの集落が広がっています。その村はずれに建つのが11世に大翻訳官リンチェンサンポによって創建されたアルチ僧院。このゴンパはゲルク派に属し、山上や丘の上ではなく平地に建てられたラダック最古の僧院。新堂、三層堂、大日堂、翻訳官堂と文殊堂という5つお堂からなっています。なかでも三層堂内にくまなく描かれた色鮮やかなマンダラや仏画は必見。その柱廊や柱頭にはカシミール風の木彫装飾やヘレニズム文化の影響が見られます。
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ツァツァプリ・ゴンパ

アルチ村の少し奥、小高い丘の上に建つ小さな僧院がツァツァプリ僧院です。「ツァツァ」とは土を固めて作った小さな仏像や仏塔の事、「プリ」とは沢山あるという意味を持っています。周辺の村人からは「ツァツァプリ」の他にも、「トゥジェチェンポ」や「クンブム」と呼ばれているこの小さな僧院は正式名称がなく、また創建された年代なども不明ですが、そのお堂内は他では目にすることの出来ない珍しいマンダラや壁画で埋め尽くされています。現在入って右手と正面のお堂は数年かけて修復をしている最中ですが、最も見事な壁画が残るのは2階の小さなお堂。壁一面に色鮮やかな仏画が描かれており、正面には他では見た事がない珍しいマンダラが描かれています。このお堂は修復作業がされておらず足元も不安定なため、一度に多くの人が入ると危険ですので注意するようにしてください。
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【ツァツァプリ僧院 フォトギャラリー】

ナムギャルツェモ

ラダックの中心地・レーの街を見下ろす岩山の上に建つ小さな僧院。夕日の鑑賞ポイントとしても有名なこの場所が16世紀に創建されたナムギャル・ツェモ。「勝利の頂き」という意味を持つ僧院です。
1500年から1532年にかけてラダックの地を支配していたタシ・ナムギャル王の時代、ホーの軍隊がラダックに侵攻して来ました。ラダック軍はホーの侵入を阻止するために戦い、その戦闘で倒したホーの軍人の遺体をマハーカーラの下に埋め、その上に土地を護る神々に捧げるためにこの僧院を建立したのだそうです。その後、ラダックに対するホーの侵攻は止まり、後に続くナムギャル王朝へとラダックは更なる繁栄を見せていく事になります。
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【ナムギャル・ツェモ フォトギャラリー】

シェイ王宮

レーから南へ16km、小高い岩山の上に建つ城塞と僧院がかつてラダックの都・シェイ王宮です。「シェイ」とは「水晶」を意味する言葉。10世紀に西チベットから来たキデ・ニマゴンがこの場所に王宮を建て、その後、ラチェン・パルキゴン王がこの場所を都として定めました。
16世紀後半からのナムギャル王朝下でさらに拡大したこの王宮は、ラダック史上最も偉大な王として知られるセンゲ・ナムギャル王亡き後、息子であるデルダン・ナムギャル王によって1633年に現在の規模になりました。
内部の銅製の巨大なお釈迦様の座像は全ヒマラヤの仏教圏で最大の物とされており、王宮近くの道路沿いの巨大な岩にはレー近郊で最も素晴らしい金剛界五仏(ギャワ・リンガ)の磨崖仏が彫られています。
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【シェイ王宮 フォトギャラリー】

ティクセ・ゴンパ

レーの南東20km。15世紀創建のゲルク派の僧院がティクセ僧院です。小高い丘の斜面に多くのお堂と僧坊が並ぶ様はまるで山岳都市かのよう。中庭に面したチャムカンというお堂の内部には高さ15mの弥勒菩薩の座像があります。
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ヘミス・ゴンパ

レーから南東へ45kmの場所に建つカギュ派最高位の僧院。17世紀に建立されたこのゴンパでは毎年6月頃にツェチュ祭が繰り広げられます。回廊に囲まれた中庭の北側に4階建てのドゥカンとツォカンという2つのお堂が並んでいます。

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