ネパールのみどころ ~カトマンズ盆地・古都散策~

かつて栄光の都を意味する”カンティプール”と呼ばれた標高約1330mに位置するネパールの首都。500万人もの人が暮らすこのカトマンズ盆地には7つもの世界遺産が存在し、数多くの見どころが点在しています。IMG_0887IMG_6085












カトマンズ旧市街

かつて”カンティプール(栄光の都)”と呼ばれたネワール族の都・カトマンズ旧市街。中心地のダルバール広場はネパール語で「宮廷」を意味し、ここにはその名の通り旧王宮が建っています。この旧王宮は「ハヌマン・ドカ」と呼ばれ、ハヌマンとはヒンドゥー教の猿の神様、ドカは門のこと。王宮内の建物は17世紀のマッラ王朝時代にまで遡り、チョウクとよばれる中庭の周りには博物館や寺院などが見られます。ダルバール広場の南には、女神クマリの化身として崇拝されている少女クマリが住むクマリの館があります。運が良ければ2階の窓からクマリが顔を出してくれるかもしれません。
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バクタプル(バドガオン)

カトマンズ市内から東へ12kmの距離。カトマンズ盆地では3番目に大きな町がこのバクタプル。15世紀から18世紀にかけてのマッラ王朝の首都のひとつであり、別名「バドガオン」ともよばれています。中世の町のたたずまいが残るダルバール広場周辺には旧王宮やネワール彫刻の建築を見ることが出来ます。またここは「陶工」の街としても有名。街の広場では伝統的な壺作りの光景を見ることが出来るかもしれません。
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パタン(ラリトプル)

カトマンズの南方、バグマティ川の南岸に位置する古都。ここは別名「美の都」という意味の「ラリトプル」とも呼ばれています。紀元前からこの地域に居住しているネワール族は彫刻や絵画などの芸術に秀でており、今でも街の外れには多くの工房が立ち並ぶ「工芸の街」としても有名なパタン。中心にある王宮前広場(ダルバール広場)には素晴らしいネパール建築の多くのヒンドゥー寺院が立ち並んでいます。
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ボダナート

カトマンズ東の郊外に建つネパール最大の仏塔で、チベット仏教徒の重要な巡礼地になっているのがボダナート。この仏塔(ストゥーパ)自体が曼荼羅の構造をしており、4層の台座は地を、半円球のドームは水を、目の描かれた13層の尖塔は火を、円形の傘は風を、塔頂部は空という宇宙を構成する5大要素を象徴しています。またドーム下部の108の窪みには仏像が彫られていて、朝夕には無心にこの仏塔を回る巡礼者の姿を目にすることができます。また訪れる観光客は少ないですが周囲には数多くのチベット仏教寺院が立ち並んでいます。
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スワヤンブナート

カトマンズの西郊外に建つこの地最古の仏塔。仏塔が建つ小高い丘の上からはカトマンズ盆地を一望することが出来ます。ここはすでに13世紀には重要な聖地として知られており、14世紀には現在と同規模の仏塔が建てられていました。文殊菩薩がカトマンズ盆地を切り開き、スワヤンブナートの仏塔を建立したという次のような伝説が残っています。
~遥かな昔、カトマンズ盆地は広大な湖でした。あるとき島から伸びた蓮の華の上に創造者(スワヤンブー)が姿を現したそうです。そのことを知った文殊菩薩はチベットからインドに戻る途中、この地に礼拝するために訪れました。文殊菩薩が湖の一角を手に持つ剣で切り開くと湖水が流れ出し、現在のカトマンズ盆地が出来たのです。島は湖水が無くなった後、小高い丘になりました。文殊菩薩はここにスワヤンブーへの奉納として仏塔を建立されたのです。~
また近くではマナンの人々によって建てられた観音菩薩、お釈迦様、グルリンポチェの巨大な像を拝むことが出来ます。
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パシュパティナート

ガンジスに流れ込む聖なるバグマティ川沿いに建つネパール最大のヒンドゥー教寺院。破壊神シヴァを祀るこの寺院はインドも含めたシヴァ神の4大寺院の一つとされており、ヒンドゥー教徒以外は入場禁止となっていますが、観光客は川を挟んだ寺院の対岸から沐浴の風景や火葬場の風景、周辺に坐するヒンドゥーの修行者サドゥーの姿を眺めることが出来ます。
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