ラダックへの旅
インド北部に息づく「リトル・チベット」、ラダックへの旅。
日本人経営の現地旅行会社の協力により、日程や目的に応じたきめ細かなアレンジが可能です。
ラダックの概要
国: | インド |
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所属: | ジャンムー・カシミール州 |
中心地: | レー |
面積: | 約8万7000平方キロメートル |
人口: | 約29万人 |
言語: | ラダック語の他、英語、ヒンディー語、ウルドゥー語の通じる人もいます。ラダック西部ではバルティ語、ダー・ハヌー地方ではドクパ語、チベット人の居住地域ではチベット語が使われています。 |
宗教: | 仏教、イスラーム教 他 |
経済: | 農業・畜産など |
各地の見どころ
ラダックにおける商業・文化・交通の中心地。16世紀頃、ラダック王国のナムギャル王朝の時代にシェイから遷都されて王都となり、カシミールとチベットとの間を繋ぐ交通の要衝として栄えました。標高は約3500メートル。現在の人口は3〜4万人程度で、周辺部を含めるとさらに多くの人々が街との関わりを持って暮らしています。、数多くの宿やレストラン、商店などが集まっていて、ラダックを旅する際の起点となる街です。
レーの南東、約19キロの場所にある大きな村。ラダックを象徴するゴンパの一つ、ティクセ・ゴンパがあります。岩山の南側に無数の僧坊がひしめく姿は圧巻のひとこと。ゲルク派に属するゴンパで、15世紀頃に創建されたと伝えられています。高さ約15メートルのチャンバ(弥勒菩薩像)を納めたお堂をはじめ、数多くの見どころを持つ僧院です。毎年10、11月頃には、ティクセ・グストルという仮面舞踊の祭りが催されます。
レーから西に約60キロほど離れた場所にある村。チベット文化圏における仏教美術の最高峰とも呼べる僧院、アルチ・チョスコル・ゴンパは、ラダックを初めて訪れる人には必見のスポットです。11世頃、リンチェン・サンポがカシミールから連れ帰った建築家、仏師、絵師がもたらしたカシミール様式の影響が色濃く反映されています。アルチには他にもツァツァプリという寺院もあり、内部には迫力のある壁画が残されています。
レーの西、約125キロの場所にある村。「月世界」とも形容される異様な形状の黄褐色の岩山がそびえる中に、ラダックの代名詞とも呼べる僧院、ラマユル・ゴンパがあります。現在はディクン派に属するこの僧院は、度重なる戦乱の中で破壊と再建がくりかえされ、僧院の歴史を記録した古文書も失われたため、正確な由来はわかっていません。毎年6月頃には、ユンドゥン・カブギャットと呼ばれる仮面舞踊の祭りが催されます。
ラダックの東部からチベットにかけて横たわる、全長約130キロに及ぶ細長い湖。標高約4200メートルに達する高地に、鮮烈なターコイズブルーの湖水が広がっています。日本でも大ヒットしたインド映画「3 Idiots」(邦題「きっと、うまくいく」)が撮影された場所として、大人気のスポットとなりました。湖畔にはいくつかの村が点在し、外国人が入域可能な中で最奥の村メラクでは、ホームステイによる滞在も可能です。
日本発着ツアー
インドの中の小チベット 天空の国ラダック8日間
ラダックを代表する2つの僧院、アルチ・チョスコル・ゴンパとラマユル・ゴンパを訪れるプラン。最初の2日間は高地順応に配慮して標高がやや低いアルチに宿泊する、ラダック初心者向けのプランです。
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日程 | 地名 | 交通手段 | 内容 |
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1日目 | 東京 / 大阪 デリー |
国際線 | 空路にてインドの首都・デリーへ。到着後ホテルへ。(デリー泊) |
2日目 | デリー レー アルチ |
国内線 専用車 |
早朝発の国内線にてラダックの中心地レー(標高約3500メートル)へ。到着後、高地順応のため、専用車にてより標高の低いアルチ(標高約3100メートル)へ。午後はアルチ村での散策をお楽しみください。(アルチ泊) 移動時間:レー → アルチ 約3時間 |
3日目 | アルチ | 専用車 | 午前中、専用車にてアルチ近郊のマンギュを訪れ、マンギュ・ゴンパを見学。午後はアルチに戻り、アルチ・チョスコル・ゴンパ、ツァツァプリを見学します。(アルチ泊) |
4日目 | アルチ レー |
専用車 | 午前中、専用車にてラマユルを訪れ、ラマユル・ゴンパを見学。午後はレーに戻ります。途中、サスポルに立ち寄り、内壁に仏画の残る洞窟(ダクプク)を見学します。(レー泊) 移動時間:アルチ → レー 約3時間 |
5日目 | レー | 専用車 | 終日、専用車にて、シェイ、ティクセ、ヘミス、チェムレなど、上ラダック各地に点在するゴンパを訪問します。(レー泊) |
6日目 | レー | 専用車 | 午前中、自由行動。レーでの散策をお楽しみください。午後、専用車にてレー近郊のスピトク・ゴンパを見学。夕方、レーの中心部にある岩山、ナムギャル・ツェモに登ります。(レー泊) |
7日目 | レー デリー |
国内線 国際線 |
午前中の国内線でデリーへ。到着後、簡単な内容のデリー市内観光。夜の国際線にて帰国の途へ。 |
8日目 | 東京 / 大阪 | 国際線 | 朝、帰国。 |
現地発着ツアー
リンチェン・サンポ創建の僧院を訪ねる ラダック仏教美術満喫の旅5日間
ロツァワ(翻訳官)と呼ばれた高僧リンツェン・サンポに由来する、4つの僧院をゆったりと巡ります。ラダックに残る貴重な仏教美術の数々を、思うぞんぶん堪能することのできるプランです。
標高5600メートルの峠を越えて ヌブラ谷周遊の旅3日間
ラダックの北、標高5600メートルの峠カルドゥン・ラを越えた場所にある緑豊かな渓谷地帯、ヌブラ。白い砂丘でのラクダ乗り体験やパナミックでの温泉浴など、専用車だからこそ実現できる効率的なプランです。
瑠璃の湖パンゴン・ツォ 最奥の村メラクでのホームステイ2日間
ラダック東部、標高4200メートルの高地にある巨大な湖、パンゴン・ツォ。インド映画の大ヒット作の舞台にもなるなど、その知名度は日本でも急上昇中。その湖畔の最奥にある村、メラクでのホームステイプランです。
上ラダックの二大僧院と神秘の湖ツォ・モリリを巡る旅3日間
ラダックを象徴する2つの僧院、ティクセ・ゴンパとヘミス・ゴンパの訪問と、南東部の高地に位置する湖、ツォ・モリリでの滞在を組み合わせました。もう1つの湖ツォ・カルも訪れる、お得なプランです。