【催行決定】写真家・三井昌志と撮るラダック・ザンスカール ~スル谷とザンスカールを撮る~
2022年ツアーは終了しました
ここは最後の秘境かもしれない。バイクに乗ってザンスカールにたどり着いたとき、僕はそう思いました。インターネットも通じないし、携帯電話もつながらない。ガソリンスタンドがひとつあるだけで、訪れる観光客もまばらにしかいない。そんな辺境の土地で、人々は伝統的な農業と放牧に頼り、チベット仏教を心の支えにして暮らしていました。
ザンスカールに住む人々は、鎌を使って大麦を刈り取ったり、家畜の餌にする干し草を運んだりして、来るべき冬に備えていました。草原には牛糞を集めている少女がいました。牛糞を乾かした燃料は、雪に閉ざされた厳しい冬を乗り切るのに欠かせない熱源になるのだそうです。
ザンスカールに点在する僧院や尼僧院は、いずれも険しい岩山の上にあり、そこで暮らす僧侶たちを俗世間から切り離しています。毎日の勤行と質素な食事。現世ではなく来世に向かって祈り続ける日々。モノと情報に囲まれた我々の暮らしとは正反対の生き方が、そこにはありました。
美しくも厳しい大自然と、そこに暮らす人々との調和を撮影する。それが、この「ザンスカール撮影ツアー」の目的です。そのために最適な土地を選びました。旅の最初に立ち寄るスル渓谷では、イスラム教徒のバルティ族が暮らす集落を訪れます。一般的にイスラム教徒は保守的なイメージが強いのですが、バルティ族の人々は陽気でフレンドリーな性質なので、珍しい訪問者をチャイと笑顔で歓待してくれるはずです。
ザンスカールを訪れた後、リンシェ村にも立ち寄ります。リンシェはごく最近まで車が走れる道路が通っていなかった村なので、訪れる旅行者も少なく、人々は今でも伝統的な暮らしを守り続けています。タイミングが合えば、麦の収穫や脱穀作業が見られるかもしれません。また、リンシェ周辺には切り立った岩山が多く、風景写真の撮影にも最適な場所です。
今回の「ザンスカール撮影ツアー」は、長年にわたってインドを撮り続けてきた写真家・三井昌志と一緒にザンスカール地方を旅しながら、圧倒的な大自然と人々の暮らしぶりを体感し、それを写真に収める方法を学んでいただける、密度の濃い7日間です。もちろん全行程に三井が帯同し、写真撮影のテクニックや地元の人とのコミュニケーションの取り方などを伝授します。
8月終わりのザンスカールは、晴天率の高さだけでなく、農作業の繁忙期でもあるので、きっとフォトジェニックなシーンに数多く出会えることでしょう。ぜひ僕と一緒に、最後の秘境ザンスカールを歩きましょう。自然と調和した人々の営みを撮影しましょう。
写真家 三井昌志
三井 昌志 / Masashi Mitsui
1974年京都市生まれ。東京都八王子市在住。神戸大学工学部卒業後、機械メーカーに就職し、エンジニアとして2年間働いた後退社。2000年12月から10ヶ月に渡ってユーラシア大陸一周の旅を行う。
以降、写真家としてアジアを中心に旅を続け、人々の飾らない日常と笑顔を撮り続けている。現地でバイクを調達して、行き先を決めずに移動するのが、旅の定番スタイル。
2020年までにインドをバイクで8周し、合計12万キロ以上を走破した。 旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う一方、広告写真やCM撮影など、仕事の幅を広げている。
「日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018」においてグランプリを受賞。 出版した著作は11冊。訪問国は39ヶ国。
【写真集】
『Colorful Life 幸せな色を探して』(日経ナショナルジオグラフィック社)
『渋イケメンの国 ~無駄にかっこいい男たち~』(雷鳥社)
『渋イケメンの世界 ~美しき働き者たちへの讃歌~』(雷鳥社)
『渋イケメンの旅 』(雷鳥社)
『LADAKH LADAKH』(TRIP TRIP BOOKS)
旅行期間・条件など
レー/カルギル
午前9時にヒドゥンヒマラヤ事務所集合。
ツアー参加者の顔合わせをした後、写真家・三井昌志氏、添乗員よりツアーの注意点や説明などを行います。
その後、専用車にてインダス川沿いを走り、ラダック西部にあるイスラム教徒の街カルギルへ向かいます。
カルギル(スル谷)
終日、カルギルより日帰りでスル谷を訪問。イスラム教徒の住むスル谷の村を巡りながら写真撮影を行います。
カルギル/パドゥム
早朝カルギルを出発。道中のヌン・クン峰、パルカチック氷河、ドゥルン・ドゥン氷河などの雄大な景色を撮影しながら、ザンスカールの中心地・パドゥムを目指します。途中、ランドゥム・ゴンパにも立ち寄ります。
パドゥム
終日、専用車にてザンスカールの各地を巡ります。村の散策や僧院の訪問などをしながら、三井氏と共にザンスカールの人々、雄大な景色を撮影します。
パドゥム
終日、専用車にてザンスカールの各地を巡ります。村の散策や僧院の訪問などをしながら、三井氏と共にザンスカールの人々、雄大な景色を撮影します。
パドゥム/リンシェ
専用車にてザンスカールを後にし、2020年に新しく開通した道を走りリンシェへ向かいます。
着後、リンシェの村をゆっくりと散策しながら三井氏と共に写真撮影をします。
※本日はリンシェでのホームステイとなります。いくつかの民家に別れて分宿になる可能性がありますので予めご了承ください。
リンシェ/レー
朝、リンシェゴンパを訪れ勤行の様子を見学・撮影します。
その後、専用車にてレーへ戻ります。レー着後(夕方頃を予定しています)、ヒドゥンヒマラヤ事務所に到着。解散。
ツアー中は参加者のみなさま全員に、三井氏による個人指導を順番に行います。
その日に撮影された写真をチェックしながら、よりよい写真を撮るためにはどうすればいいのか三井氏から具体的なアドバイスをしていただきます。
旅行代金(ラダック・レー ヒドゥンヒマラヤ事務所発着)
■ご旅行代金 : 278,000円
■個室使用料 : 25,000円(カルギル・パドゥムのみ)
ヒドゥンヒマラヤ事務所のご案内
ヒドゥンヒマラヤ Hidden Himalaya
Shop no21 Hemis Complex, Zangsti, Upper Tukcha Road, Leh Ladakh J&K INDIA 194101
+91-9596615063
現地までの航空券と各種手配のご案内
■ラダック・レーまでの航空券について
お客様のご希望を伺った上で、最適な航空券をご案内致します。特に夏場は、デリー~レー間のフライトが非常に混雑しますので、ご希望の方はお早目にお問い合わせの上、お申し込みください。
■宿泊ホテルや送迎、その他手配について
デリーとレーでの送迎やホテル手配、現地での延泊や別途観光の等の追加手配も可能です。ご希望の方はお申し込みの際にその旨お知らせください。
■インドビザの代行取得について
インドへの入国時には、別途インド査証(ビザ)の取得が必要となります。代行取得をご希望の方は弊社でEビザの取得を承りますので、下記をご確認の上、お申し込み時にその旨お知らせください。
査証代実費:3,700円
代行取得手数料:3,000円(税込)
※パスポート(旅券)は残存有効期間が6カ月以上、見開き2ページ以上の余白ページが必要となります。
■日本帰国の為のデリーでのPCR検査手配について
現時点では日本帰国時に帰国72時間前以内に受検したPCR検査の陰性証明書(日本政府が指定するフォーム)が必要となります。
デリーでのPCR検査手配の手配も承っておりますので、ご希望の方はお申し込みの際にその旨お知らせください。
PCR検査パッケージ:15,000円(お一人様の場合、二名様以上の場合は別途お問い合わせください)
※お客様のご宿泊ホテル(デリー市内に限る)に病院のスタッフと日本語ガイドがお伺いし、検体を採取します。その後の検査や手続き、証明書のお届け等は全て日本語ガイドが行います。
※遅くとも帰国便搭乗前日の午後2時迄に検体を採取する必要があります。
お問い合わせ・お申し込み・航空券の手配などはこちら
- 本ツアーは株式会社ワールドコンパス(観光庁長官登録旅行業2104号)が企画・実施するツアーとなります。このツアーに参加されるお客様は株式会社ワールドコンパスと募集型企画旅行契約を締結することになります。
- 詳しい取引条件を説明した書面をお渡しし、取引条件を説明しますので、事前に確認の上お申し込み下さい。
- 本ツアーはラダック・レーのヒドゥンヒマラヤ事務所での集合・解散となります。原則として集合場所まではお客様ご自身でお越しいただきますが、ご希望の方にはレーまでの航空券や送迎車など、各種交通手段の手配をさせていただきます。またレーへの先乗りや延泊、別の場所での観光などの追加手配も可能です。ご希望の方は上記の各種手配のご案内をご参照の上お申し込みの際にその旨お問い合わせください。
◎ 旅行企画・実施
観光庁長官登録旅行業 第2104号
株式会社ワールドコンパス
東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル5階
(一社)日本海外ツアーオペレーター協会 正会員
◎ 受託販売
東京都知事登録旅行業 第3-6279号
株式会社グローバルネイションホリデイズトラベルアンドサービス
東京都渋谷区桜丘町9-18-304
(一社)日本旅行業協会正会員
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