みなさん、こんにちは。クズザンポーラ。
ブータンから来ました日本語ガイドのプブ・ツェリンです。
引き続き、日本のいろいろな場所に行っています。
この前、福島県の三春町にある滝桜を見ました。千年以上も生きている桜の樹があるなんてすごいですね。ブータンで三春町とのお仕事をずっとさせていただいたので、今回桜が咲いていなくても行ってみたいと思っていました。
この写真は2016年3月、ブータンでの「第3回滝桜の植樹式」の時のものです。
植樹のセレモニーに参加させていただいたのですが、苗木を遠く三春町の皆さんがブータンまで届けてくださった事が本当にありがたくて、絶対に大切に育てていかないといけないと思いました。
苗木のギフトと共に日本の人々の気持ちもいただきました。30年以上も日本とブータンのフレンドシップが続くこともうれしかったです。
今回、三春町を訪れ、この長く生きている滝桜を実際に見てその迫力に本当にびっくりしました。
そしてこの滝桜がみなさんの手で大切にされていることが、本当によくわかりました。雪の重さで枝が折れないように、根を傷つけないように、悪い虫に食べられたりしないように手入れがされていました。多くの人が滝桜を楽しめるようにビューポイントや歩く道があって、ごみはなく、このエリアがメンテナンスされていて、本当にこの桜は大事にされているものだとわかりました。
そんな滝桜の子孫樹を、ブータンでも同じように大事にしないといけないなと改めて思いました。滝桜の写真もたくさん撮りました。ブータンに戻ったらみんなに写真を見せて「こんなすばらしい樹の子孫がティンプーのルドンメモリアルガーデンある」「第五代国王様が福島に訪れてこうやってつながっているんだよ」と伝えたいです。
この写真は今年の3月にルドンメモリアルガーデンで撮りました。桜も咲いていました。
プブ・ツェリン
(口述筆記:GNHトラベル&サービス キトト)
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