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おはようございます。今年もあと2日となりましたね。

さて、先月はブータン蕎麦のパンケーキをご紹介しましたが(こちら)、今日は蕎麦麺についてです。ブータンでは蕎麦粉を使って麺にしたものを「プタ」と呼びます。蕎麦粉と水だけでつなぎは使用しない十割そばのため、短めの麺になります。

日本と同じようにそば打ちをして包丁で切って麺状にするのかな?と思いきや、練ってこねるところまでの作業はほぼ同じ。 でもここからが大きく異なります。

こねたあとは、これは蕎麦の製麺にしようするプタ・パという道具の木製のへこみ部分に生地を入れて、

蓋をして挟んで上から圧力をかけると、たくさんある細かい穴を通って、下から麺となって押し出されてきます。そう、ところてんのように押し出して作ります。これが結構な力仕事なので、休み休み、声を掛け合いながら作っていました。お母さんが素敵なベンチに座っているわね、と思いきや、

二人で座ってダブル押し!圧し!仲良くおしゃべりしながら手打ちそばをつくるのも楽しそう。二人で体重をかけてもゆっくり時間をかけてにゅるにゅる~と麺が出てきます。その後は、

お湯に入れて麺を湯がきます。そして麺をバターか油で炒めて、卵焼きを入れて、山椒(ティンゲ)や唐辛子をたくさんかけてブータン蕎麦・プタの完成です。それが一枚目の写真になります。その他にも中央ブータン。ブムタン地方で食べられている蕎麦を使った料理は、「ディンゴ」と呼ばれる日本のそばがきもあります。

日本人の私たちからすると、蕎麦はやっぱりそばつゆ!がベストマッチングだと思うことが多いですが、中央ブータンにお出かけの際はブータンのお蕎麦料理も召し上がってみてください。

年の瀬も間近となり、大みそかは年越しそばを何時にいただこうかな~と毎年悩みます・・。
みなさま、よいお年をお迎えくださいね。

キトト
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