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やまなでございます。

さて今週も月曜日がやって参りました。
この一週間も素敵で楽しい一週間になるように頑張っていきたいと思っております!

と言ことで新しい一週間は「ブータンの見どころ紹介」から。
本日はパロ近くのボンデの集落とAMC(農業機械化センター)、そしてダショー西岡京治氏のチョルテンをご紹介させていただきます。

2018年に読売テレビ制作、俳優の向井理さんがナビゲーターを務められた「ブータンが愛した日本人 向井理が見た幸せの国のキセキ」という番組制作のお手伝いをさせていただきました。
この番組はダショー西岡京治氏のブータンでの足跡をたどる番組だったのですが、皆さまご存じのようにボンデとそこに建つAMC(農業機械化センター)はダショー西岡京治氏と非常にゆかりのある場所になります。

パロの街からティンプー方面に向かうと最初に通り過ぎるのがボンデの集落。

ここは1980年に故・西岡京治氏がはじめた実験農場ボンデ・ファームを中心に広がった集落。
ご存じのように西岡氏は当時の国王陛下からブータンで最高の爵位である「ダショー」の称号を授けられた唯一の外国人です。
現在、数多くの野菜がブータンで収穫できるのは、西岡氏がブータン農業の近代化に尽力されたため。美しい棚田が広がるボンデの集落を見下ろす丘の上には、西岡氏の功績を称え、氏を記念するための仏塔が建っています。

西岡氏の仏塔近くから見たボンデの棚田。

こちらがダショー西岡京治氏を記念して建てられた仏塔。今も多くの方がダショーに感謝の気持ちを伝えるため、この仏塔にいらっしゃいます。


この仏塔はボンデからチェレ・ラに向かう途中、ゾンダカ・ゴンパの手前に建っています。
僕もお客様とご一緒の時は、行程上可能な限りは必ずご案内させていただく場所。やはり日本人として、ブータンにおけるダショーの功績、そしてその足跡を少しでも知っていただければと思っております。

ボンデの集落の奥の方には実際にダショー西岡京治氏がパロで勤務されていたAMC(農業機械化センター)が建っています。

今も日本と非常に関係の深いこの農業機械化センターの中にはダショーを記念する展示室が作られています。
こちらは観光でいらっしゃった場合でも見学可能ですので、パロでお時間があればぜひ訪れていただきたい場所の一つ。

展示室の内部にはダショーがお仕事をされていたデスクや、

実際にダショーが当時ゾンカ語を学ぶために使われていたチベット語の教科書なども展示されています。

そして小さい映写室もあるのですが、そこでは当時、毎日放送が制作された「世界の日本人」の貴重な映像を見ることが出来ます。
じつは、、、個人的にAMCの責任者の方から特別にこの動画を頂戴したのですがさすがにちょっと公開するわけにはいかず。。。

20分少しのドキュメンタリーなのですが当時のブータン、パロの様子。
そしてダショーがブータンでどのように暮らされていたかを知ることが出来る本当に貴重な動画です。
ブータンを訪れたらぜひ時間を取ってAMCに足を運んで頂き、そしてこの貴重なドキュメンタリーをご覧頂きたいなあと思っております。

という事で今日はこれくらいで。
今週も良い一週間になりますように!!

やまな

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