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こんにちは。

今回もかわいいフリー素材集として有名な「いらすとや」さんのイラストで世界の国を紹介します。
まずは、国花からご紹介しましょう。スイレンで国の象徴として使われていて、この国に多くの川が流れることを表すイメージとして選ばれたそうです。この国の有名人は、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏。彼はグラミン銀行を創設し、小額のローンを無担保で貸し出すマイクロクレジットの手法を用い、経済的に貧困している人々の自立を支援しています。
その後、このマイクロクレジットの成功は、今や世界中で広がりましたね。

1913年にノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール。彼はアジア人として初のノーベル賞受賞者(国籍は隣国での登録で受賞)で、日本では岡倉天心とも親交があり来日もしています。

次に、世界遺産を見てみましょう。この国には、世界文化遺産が2つ、自然遺産が1つ、また無形文化遺産が1つあります。

バゲルハットのモスク都市」は15世紀前半にハーン・ジャハーン・アリーらによって建築されたモスクや霊廟が遺跡内に残ります。特に60のドームを持つモスク、という意味の「サイト・グンバド・モスク」が有名です。

パハルプールの仏教寺院遺跡群」は8世紀半から9世紀にパーラ王朝により仏教が反映し、カンボジアのアンコールワットやミャンマーのパガン、インドネシアのプランバナンにも影響を与えたと言われています。

イスラム遺跡と仏教遺跡が登録されているという点が、大きな特徴です。現在では国民の約9割がイスラム教を信仰していますが、かつては仏教美術も大きく発展していたことがわかります。チベット仏教でもよく登場する僧、シャーンタラクシタやアーティーシャもこれらの地域で生まれた学者僧として有名です。

自然遺産では「シュンドルボン」があり、ここは世界最大のマングローブ天然林が広がります。シュンドルボンとは彼らの言葉で「美しい森」を意味します。

ここは動物の聖地で240種類以上の鳥類や多数のシカ、ワニ、サルが棲息しています。
海岸には希少種の カワイルカをはじめ、カワゴンドウやスナメリ、ハシナガイルカやウスイロイルカ、ミナミハンドウイルカやマダライルカなど貴重な鯨類が多く見られます。船でクルーズをしながら自然観察を楽しむことができます。

 

ベンガルタイガーが生息していることでも有名です。

また2005年にユネスコの無形遺産に登録された音楽、バウルがあります。

バウルは一弦楽器エクタラと太鼓を奏でながらうたう、吟遊詩人のようなスタイルで歌い継がれてきました。詩は自然の美しさと愛を讃える、哲学的な詩が特徴的です。村々を渡り歩きながら、野外で聴衆である村人に囲まれて歌う孤高な吟遊詩人たちです。

また国土の約八割は海抜9m以下でモンスーンの影響を受けやすく、雨季には国土の三分の二が浸水してしまうこともあり、国土の正確な地図を作るのすら難しいともいわれています。
農業国ですが、外貨収入となっているものはお茶、皮製品、衣料品、冷凍エビ、ジュート製品など。日本にはブラックタイガー海老でお馴染みです。

 

近年、繊維や縫製産業が発展し、今や世界第二位のアパレル衣料の輸出国となりました。

ダッカ・モスリンは、手織りの精巧な極めて薄くやわらかい綿織物で、17世紀には王や皇帝へ献上された芸術品のような織物です。布を七枚重ねても、肌が見えて透けるほど薄くやわらかい綿織物。これには細い糸が必要で、その糸を紡ぐには湿度が必要なため、霧がある朝の時間帯にしか紡ぐことができなかった幻の布。ダッカ・モスリンは東インド会社によりヨーロッパにもたらされると、大変人気の品となりました。

絹とはまた違った趣のある大変薄い綿が織り上げられ、透明感のある生地でサリーやヨーロッパのドレスに仕立てられたらどんなに素敵でしょうね。今はアパレル産業の縫製を担っているこの国の働き手たちは、昔から器用で職人肌であった遺伝子を引き継いでいるのかもしれません。

お土産もたくさんありますよ!

なんといっても手工芸の布製品がたくさん。刺し子を施したカンタ刺繍、キルティングにしたものもステキです。皮製品もあるし、ジュートで作った小物などもあります。北部地方のお茶畑で育った紅茶もおいしいですし、実は世界5位の紅茶生産国でもあります。

食べ物で有名なものはカレー。特に魚、野菜を使ったものが多く、またマスタードオイルを使って調理することが多いのも特徴です。小麦粉でロティなどを作ることもありますが、お米がたくさんとれるのでご飯とカレーを合わせることが多いです。小エビのカレーや、ドイと呼ばれるヨーグルトが私のおすすめです。本当においしい!

国のデータを見てみると、前回ご紹介したモンゴルは世界で最も人口密度が低い国でしたが、今回の国はその逆、世界で最も人口密度が高い国です。

国土の面積は北海道の約2倍ほど、人口はおよそ1億6,660万人!

国の通貨はタカ、公用語はベンガル語、国名を漢字で書いたら孟加拉国。首都はダッカで、個性あふれるリキシャ―が走ります。

そう、バングラデシュ人民共和国です。
アッサラーム・アライクムまたはノモシュカール、バングラデシュ。(こんにちは、バングラデシュ)。
ノモシュカールはイスラム教徒以外の方が使うベンガル語の挨拶です。

日本人には親近感がわく国旗ですが、緑色は「自然の豊かさと国民の力強さ・若々しさ」を、朱色は「勝ち取った独立を昇り行く太陽にたとえている」そうです。

バングデシュはベンガルと呼ばれ、長い歴史をみても長年インドの一地方でした。ベンガル語はインド東部の西ベンガル州、バングラデシュ全土の両国で話されていることからもわかります。1757年にイギリス支配化におかれ、その後は20世紀にパキスタンの東パキスタン州となり、第三次印パ戦争が勃発、そして1971年に独立をはたしました。

そんな歴史から、国旗の朱色の円を「勝ち取った独立を昇り行く太陽に」見た、その想いが胸に響きますね。

またベンガル語は、音の響きが美しい言語だなと私は感じます。
前出したノーベル文学賞の受賞者タゴールは、インドとバングラデシュの国歌の作詞をしていて、バングデシュの国歌「我が黄金のベンガルよ」はバウルの旋律をもちいて、抒情的でこの国を表すのにぴったり。
タゴールは詩人、思想家、文学者としてだけでなく様々な才能があり、彼は学園都市シャンティニケタンを創設し、今も多くの学生が勉学に励んでいます。ここはインドのコルカタ郊外になりますが、興味深いところ。バングラデシュを旅行するときは国単位で旅行するのも良し、「ベンガル」を知る旅としてインドのコルカタ周辺と組み合わせるのも面白いですね。

今までこのシリーズでご紹介した隣国たち、ミャンマーとはロヒンギャの問題を抱えていたり、ダッカにある国会議事堂はインド・グジャラート州でもご紹介した建築家ルイス・カーンが設計したり、実はブータン・パロからは飛行機で1時間半で着いてしまう近距離仲間であるなど、実はこっそり伏線回収で今回の登場となりました。

「マンゴーは稲、タマリンドは洪水」の意味は、「マンゴーがたくさんとれる年はお米もよくとれる、タマリンドがたくさんとれる年は洪水が起きる」ことを表すことわざだそう。
マンゴーの実り方によってその年の気候を判断していたのですね。

人口密度や洪水、GDPが低い国などでニュースになりがちなバングデシュですが、タゴールが表現する「黄金のベンガル」であり見どころにあふれ、そして親日家で笑顔をたくさん向けてくれる国です。

そしてちょうど今月から、日本で映画「タゴール・ソングス」が公開されています。
私はまだ見に行けてないのですが、公開をずっと心待ちにしていた映画なので今からすごく楽しみ。早く見に行かないと。

話題沸騰中の「タゴール・ソングス」。ぜひご覧くださいね!

映画『タゴール・ソングス』オフィシャルサイト

キトト

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