こんにちは。
梅雨入りしてしばらく経ちますね。関東ではここ数日寒暖差もあり体調管理に気を使いますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、昨日ご紹介したティンプー郊外の峠ドチュ・ラから楽しめるハイキングをご紹介させていただきます。
標高約3,150mのドチュ・ラですが、実はそこから歩いてさらに高度をあげて山の展望を楽しめるハイキングがあります。
代表的なのはルンチュチェ・ハイキング。このルートはドチュ・ラの108の仏塔の近くから歩き始めます。
常緑樹ツガやカバノキ、シャクナゲの森を歩いてしばらく行くと開けた土地になり、そこからさらに苔生すシャクナゲやヒノキ科の針葉樹ビャクシンの森を歩く気持ちの良いハイキングルート。
仏塔の近くから約2時間ほど歩くと標高3500mに建つ名刹ルンチュチェ・ラカンが見えてきます。
天気が良ければこのルンチュチェ・ラカンから360度ブータンのヒマラヤが見渡すことが出来ます。ドチュ・ラからの展望を更にアップグレードをした風景ですね。
歩いた人のみの特別特典です。
北の方角にはマサ・ガン(6,800m)や国内最高峰のガンカル・ピンスム(7,570m)、他にもテーブルマウンテンやジョモラリ、更に目を凝らすとガサ・ゾン(城)も見ることが出来ます。
ルンチュチェ・ラカンからの戻りはスタート地点のドチュ・ラまで戻るか、途中で別ルートに入りタシガン・ゴンパへのルート。さらに先まで歩きチェックポストがあるホンツォ方面までの長いルートもあります。
タシガン・ゴンパは1786年に第12代ジェケンポによって建立されたお寺で、今でも多くのお坊さんたちが瞑想に励み、修行をされています。
(タシガン・ゴンパ)
さてこちらの短い動画は、先日タシガン・ゴンパからルンチュチェ・ラカンまでの様子を撮影し、編集したものです。
今ご紹介したのとは逆のルート、タシガン・ゴンパが始点になりますが、ハイキングルートのイメージがわくと思います。
6月はモンスーンの影響があり、さらに高所ということもあって霧がかかる事もありますが、そのぶん花や木々は生命力に溢れ本当にきれいですね。
このルートはゆっくり歩いて大体半日程度のハイキング。
また「上りは嫌だなぁ~」と言う方には、ドチュ・ラからランペリ植物園近くまで下る1時間未満のハイキングコールもお勧めです。
乾期はヒマラヤの展望が、雨季は高山植物が楽しめる峠からのハイキング。
ぜひ皆さまのお好みに合わせてブータンの自然の中を歩くハイキングもお楽しみくださいね。
今日紹介させていただいた動画は、現地事務所日本語ガイドのドルジ・ノルブさんが送ってきてくれました。
個人的な感想で申し訳ないのですが、自分で撮影して編集までして送ってくれたことを本当にうれしく思いました。
ブータンの若者は、ある意味私よりデジタルネイティブです。こうやってどんどん新しいことに挑戦してくれることがなんとも心強いなと思います。
そしてドルジさんはボランティアに参加し、ルンチュチェ・ラカンに11日間滞在したそうです。これもまた新しい挑戦、かつ人々のためになる奉仕活動で、こちらも励まされる気持ちになりました。
キトト
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