【ブータンの見どころ紹介】ダ・カルポ | 世界でひとつの、生涯忘れられない旅へ。GNHトラベル＆サービス

やまなでございます。

あっ！！！という間に9月も第一週が終わりました。
僕たちの業界は相変わらずな状況が続いていますので、こんな感じで気が付いたら新しい年を迎えたりするのかな？？
なんて思う今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか？

先日facebookの個人ページの方がご親切に「去年の今日はウズベキスタンでしたね！！」とか、「4年前の今頃はチベットでしたね！！」なんて教えてくださいました。
ほんと、次海外に行けるのはいつになるやら（涙）。。。
はい。引き続きまったりと、それなりに気合いを入れながら踏ん張っていきたいと思います！

さて今日は月曜日。新しい一週間の始まりでございます。
新しい一週間は「ブータンの見どころ紹介」から！
という事で本日も前回、前々回に引き続きパロのお寺をご紹介させていただこうと思います。

本日ご紹介させていただくのはパロ郊外の聖地・ダカルポ。
ここはグル・リンポチェの聖地として非常に大切な場所なのですが、場所柄観光客はあまり訪れないかな？と思います。

ダカルポはパロ～ティンプー間の車道からも良く見える場所に位置しています。
ティンプーに向かって走っていくと左手の山の中に大きな黒い巨岩が見えるのですが、ここが聖地ダカルポです。

パロの街を出てしばらく走るとシャバという小さな集落があるのですが、その集落の脇の道を村の奥に入っていくと、この聖地ダ・カルポに到着。
以前は山道を1時間ほど歩いて訪れていましたが、数年前に車道が整備され、今は小さな車であればダカルポのすぐ下まで行けるようになっています。
車を降りる辺りから来た方角を見てみるとこんな光景が広がっています。

車を降りて10分程歩くとお堂に到着します。

ここはグル・リンポチェが瞑想した洞窟が残る聖地の上に建つ寺院。
お堂内部にはグル・リンポチェの靴と言われる岩や指先で貫いた岩の穴など、グル・リンポチェに由来する品が多く祀られています。
また、この寺院が建つ小さな山そのものがグル・リンポチェが住む宮殿ザンドペルリだと考えられており、僧院に泊まり込みながら周囲を108周歩く巡礼者の姿をよく見かけます。

お堂の内部に入る前にまずはぐるっと一周コルラしてみましょう。
足元があまり良くないので気を付けながらゆっくりゆっくりと歩いていくと、、

こんな感じのグル・リンポチェが座っていたとされる岩の椅子や瞑想したとされる洞窟。

そしてさらに上に上がって行くとグル・リンポチェが悪霊を鎮めるために叩き割った巨岩等があります。

巡礼者はこれらのグル・リンポチェにまつわる聖地を一つずつお参りしながらここを108周されるのですね。

ちなみにこの僧院の麓には鍾乳洞があり、いわゆる「胎内くぐり」が行えます。

僕も一度トライしたことがあるのですが、内部はめちゃくちゃ暗く、本当に狭くなっています。
地元では「罪深い人は岩に挟まって出られなくなる。出るためには一心にお祈りをすべし」と言われていまして、、、、

幸運なことに僕は無事に出てくることが出来たのですが、本当に危険なので個人的にはお勧めいたしません。

このダカルポから望むパロ谷の景色は本当に素晴らしいんですよね。。

ダカルポの一番上からはこんな感じでパロ谷を見渡すことが出来ます。

このダカルポ。
パロに泊まってここをしっかりと見学、お参りして半日かかるくらいでしょうか。
パロ～ティンプー間に位置していますのでティンプーからパロに戻る途中に立ち寄ってみるのもいいかなと思います。

ダ・カルポで出会った巡礼者の方たち。

ちなみにこの右端に写っている女性は、弊社現地事務所代表ゲンボ・ドルジの今は亡きお母さんなんです。
10年位前にゲンボと一緒に訪れた時に、お母さんがたまたま巡礼にいらっしゃっていたんですよね。ほんとすごい偶然だった。。
ゲンボもお母さんもめちゃくちゃびっくりしていたのを覚えています。

さて、いよいよ今週水曜日、9月9日の20:00から「ブータンを知ろう！オンラインで繋ぐブータン第5回」を開催いたします。
今回のテーマは「ブータンで暮らす、ブータンで働く」。
当日はfacebook Liveでも同時配信する予定ですが、Zoomでのご参加は事前お申込みが必要となっております。
お申込みの締め切りは当日の19:00。もちろん参加費は無料ですのご興味ある方はぜひに！！