やまなでございます。
さて今週も水曜日でございます。
今年の4月末からなんとなく始めさせていただいた「ラダック・ザンスカールの見どころ紹介」。
なんと今回で21回目(数えてないですが、、)を迎えることが出来ました。
いやあ、、これだけ続くなんて正直思ってもいませんでした。。。
先週、先々週とヌブラ谷の僧院をご紹介させていただいたのですが、本日からはついにザンスカールへと入っていきたいと思います!
という事で本日はザンスカール最大のカルシャ僧院のご紹介。
で、最初に言っておきますがもう何度足を運んだかわからないこの僧院。とにかく写真がめちゃくちゃありまして。。。
本日はパルダンさんからのご説明以外はあまり余計な事を書かずひたすら写真をご覧いただければと思っております。
あ、パルダンさんのご説明に出てくるランミもナパルもドルジェ・ゾンも、もちろん訪れていますので写真をのっけてみますね。
とにかく本日は写真をご覧頂きたいと思います!!
という事でまずはいつものようにパルダンさんのご説明からでございますー。
~
■カルシャ僧院
カルシャ僧院はザンスカールの全ての僧院の中で最大の規模を誇ります。
カルシャ・チャンバリンとして知られるこの僧院は、偉大な翻訳官であるパクパ・シェラブによって建立され、その後ラマ・ドルジェ・シェラブによって現在の規模に拡大されました。
現在も100名以上の僧侶が住むカルシャ僧院には、ストッドのチャンセム・シェラブ・ザンポによってゲルク派の教えとツォンカパの教えがもたらされます。
僧院内には多くのお堂があり、ラマ・ゾッパ・ドルジェによって描かれた壁画は特に有名です。
また、ストゥーパの中にはロポン・ドデ・リンチェンの遺灰も残されています。
毎年チベット歴の6月28日、29日にはグストル祭が開かれ、神聖なチャムを見ることが出来ます。
カルシャ僧院の近くに建つ尼僧院には、リンチェンサンポの時代に建てられたトゥグチェチェンポイ・ラカンが建っています。
今はもうなくなっていますが、ここにはラカン・カルポと呼ばれるお堂もありました。
村の周囲ではランミ村のプラン僧院やナパルの聖なる仏像、そして谷の一番上にはドルジェ・ゾンという尼僧院等、この周辺には訪れるべき数多くの場所が点在しています。
“カルシャ”という名前は、この周辺の地域の名前である”カルシャ・ピカル”と”カルシャ・ナンカル”という二つの言葉に由来しています。
~
それではまずカルシャ僧院の写真でございます。
こちらはカルシャの一番下にある「ラブラン」と呼ばれるお堂。
ラブラン周辺からのパドゥム方面の景色
巡礼に訪れていた人々
ラブランから僧院の上部を眺める
夏に訪れるとこんな感じの畑を見ることも出来ます
カルシャ僧院のドゥカン(集会所)
この仏塔の中にロポン・ドデ・リンチェンの遺灰(ミイラ)が納められています。
他にもこんなお堂があります
カルシャ僧院から眺めたザンスカールの谷
カルシャの摩崖仏
こんな感じでまだまだ続けていきますね。
続いてはカルシャ僧院の近くに建つチュージグザル尼僧院でございます。
こちらがこの尼僧院の敷地内に建つお堂。
ちょっと個人的な話なのですが、実はずっと以前からお客様と一緒にこの僧院の支援をしているんですね。
こちらが尼僧院で学ぶ子どもたち。この子たちの支援をいたしております。
支援の一環としてこの僧院の上に建つリンチェンサンポ時代のチョルテンの修復もさせていただきました。
こちらが修復前の姿。
そしてこちらが修復後の姿です。こちらからのリクエストは「コンクリートなどではなく、昔からのやり方で修復をしてくださいね」という一つだけでした。
このチョルテンの内側の天井。きれいなラテルネンデッケですねー。
そしてこちらは修復の際にチョルテンの中から出て来た2枚の古いタンカでございます。
続いてランミ村に建つランミ・プラン。
ここを訪れた事がある方は少ないと思いますが美しい仏像や壁画、タンカが残る素晴らしいお寺でございます。
ちなみにこのランミ・プランの壁画はリンチェンサンポがカシミールから連れてきた絵師のお弟子さんによる物と言われています。
次はザンスカール一の聖地・ナパル。
ここも訪れた事がある方は少ないかなあ。。なんて思います。
ここの観音菩薩はランジュンなんですね。地元の方が畑を耕していた時に土の中から出て来たそうです。
その時この観音菩薩様は「ナ・パル!!(自由で気持ちがよい!!)」と話したのだとか。
最後はカルシャの谷の最奥に位置するドルジェ・ゾン尼僧院でございます。
うーん、、、勢いでここまで来たのですが見返してみるとちょっと写真多すぎるなあ。。と。
二回に分けたほうがよかったかな??ってちょっと思いましたがまあいいですよね。
やっぱ改めて見てもカルシャいいところだなあって思います。
今年は残念ですが、久しぶりにザンスカールに行けなかったんですよね。。
まあ仕方ないのですが、向こうのみんなも待ってくれていますし来年は必ず足を運びたいと思いますー。
という事で今日はこのくらいで。
しばらくはザンスカールの僧院のご紹介を続けていきたいと思いますのでお付き合いよろしくお願いしますー!
やまな
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