【ラダック・ザンスカールの見どころ紹介】トンデ僧院

やまなでございます。

という事でいきなりですが本日は水曜日でございます。
そうなんです。昨年11月末頃までは毎週水曜日に「ラダック・ザンスカールの見どころ紹介」という事でラダック、ザンスカールの僧院のご紹介をさせてもらっていたのですが、なんだかんだでしばらくさぼっておりました（笑）。
2021年になったことですし、今日からまた心機一転。パルダンさんの著作「A Guide to the Buddhist Monasteries and Royal Castles of LADAKH」で紹介されている僧院も残りわずかですし、またゆっくりとご紹介を続けて行ければなあなんて思っております。

という事で本日はカルシャ僧院と並ぶザンスカールの有名な僧院である「トンデ僧院」のご紹介でございます。
まずはパルダンさんの説明から参りましょう！

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■トンデ僧院

”マルパリン”という名前で知られるトンデ僧院は、大成就者であるラマ・マルパによって創建され、その後トンデ出身のサキャ・ザンポによって発展しました。

1000年弱の歴史を持つトンデ僧院では、歴代のナリ・トゥルクが僧院長を務めています。
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ザンスカールを訪れた事がある方はまず間違いなくトンデ僧院を訪れているのではないかな？？と思います。
今はパドゥムからトンデまでの間の道路も完全に舗装されていますし、パドゥムからだと車で20分も走ればトンデに到着できるようになっていますね。
トンデへの道を走っていると正面の崖の上に巨大な僧院が見えてきます。もちろん崖の上の僧院が建つ場所まで車で行くことが出来るようになっていますのでご安心を。

僧院の手前で車を降りて僧院内に入って行くのですが、、まずはちょっと寄り道して近くに建つ僧房がある辺りに行ってみましょう。
ここから見下ろすトンデの村と周辺の畑の様子がこちら。僕も今まで何度もザンスカールを訪れていますが、ここからのこの景色を見ると「ああ、ザンスカールに帰って来たなあ。。」としみじみ思います。

この雑然としてるけど整然としてる畑の感じ。ほんと美しいですよね。

ちなみに車で通りすぎる方がほとんどだと思うのですが、僧院まで車で上がって行く途中にこんな石仏が建っています。

蓮の花らしきものが見えるので観音菩薩様かなあ、、と思うのですがどうでしょうか？

パルダンさんの説明にもあるように僧院の敷地内には多くのお堂が建っています。

こちらがメインのドゥカン。

そしてこちらは千手千眼十一面観音様を祀るチュージグザル・ラカン。

その他にも多くの経典が納められたカンギュール・ラカンやツォカン、ゴンカン等多くのお堂をお参りすることが出来、それぞれのお堂の内部では本当に美しい仏画や仏像、タンカ等を見ることが出来ます。

お堂の内部はこんな感じ。

素晴らしいタンカや仏像、グストル祭で使われるチャムのマスク。

お堂内部に描かれた仏教壁画の数々。

ゆっくりとお参りして1時間少しって感じでしょうか。

そして、、トンデ僧院と言えば皆様ご存じ（？）のゲンギャウ師がお住まいの僧院でもありますね。

お客様と一緒にゲンギャウ師を日本にご招待させていただいたのはもう一昨年の事なんですねえ。
毎回トンデを訪れる度に美味しいお茶をご馳走になり、色々お話させてもらっているのですが昨年は結局お会いできなかったなあ。。
お元気にしていらっしゃるかな？？今年はお会い出来ればいいなって思います。。うん、お会いできますよね！！

先にも書きましたが以前に比べ本当に道路状況が良くなったザンスカール。
今はトンデとさらに先のザンラを訪れて約半日って感じでしょうか？

ああ、、ザンスカール行きたいっす。。
今年は必ず！！トンデにもカルシャにも、そしてお客様と一緒に支援させてもらっている尼僧院の子供たちにも。
絶対に会いに行くので待っててくださいねー。

やまな

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