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やまなでございます。

いやあ、この前「新しい年だー!!」なんて言ってたらもう1月が終わっちゃいましたね。
ほんと今年も時間が経つのがめっちゃ早い一年になりそうな予感がしておりますが、、さてどうなることやら。

そんなこんなで今日から2月。
2月の1発目は何を書こうかなあ。。なんて考えていたのですが、先週までちょっとラダックのプリクに建つ僧院をSNSの方でご紹介させてもらってた事をふと思いま出しました。

「プリク」
あんまり聞き慣れない言葉かなあ。。なんて思います。
もっすごいざっくり言うとラマユルとカルギルの間の地域って感じなのですが、結構この区間は移動だけで素通りされる方って多いようなイメージなんですね。
もちろん僕もこの辺りの全ての僧院や寺院を巡った訳では無いのですが、ラマユルからカルギルの間には素晴らしいお寺さんがいっぱい建っているんですね。
今日はちょっとそれらのお寺さんをご紹介できればな、なんて思っております。

という事で早速ですが参りましょう。
あ、何度か訪れている場所なのですが、どこを探しても当時のメモが見つからず。。
歴史的な事とかは全くご案内出来ないのですがご容赦くださいませー。

【アティツェ・ゴンパ】
ラマユルからカルギルへと向かう道中を右手の山の中に入って行くと、山間に小さな集落があります。
そこに建つのがアティツェ僧院。僧院の小さなお堂の中には数多くの美しい仏像が納められています。




【ムンディク・ゴンパ】
ラマユル~カルギル間で最大(だと思う)の集落であるボドカルブ。
レーとカルギルを結ぶ幹線道路から少し外れた小さな集落に建つムンディク・ゴンパ。
本当に小さなお堂なのですが、その内部は数多くの仏像と美しい仏教壁画で埋め尽くされています。




【ボドカルブ・ポタン】
ボドカルブの幹線道路沿い、カルギル方面へ向かって右側に建つポタン。
以前ダライ・ラマ法王が説法をされた際に建立された比較的新しい建物です。
「ポタン」とはギャワ・リンポチェ(ダライ・ラマ法王の事でございます)の宮殿というかお住まいといいますか。
もちろんこの場所にも法王様のお部屋がちゃんとあるんですよ。



【カルブ・ゴンパ】
山間に佇む元々のボドカルブの集落に建つのがカルブ・ゴンパ。
今まで4度程訪れているのですが中に入ることが出来たのは2度だけでした。
集落を見下ろす丘の上建つ小さなお堂なのですが、その内部は美しい壁画と仏像、仏塔で埋め尽くされています。
ここでは「シャンバラ」を描いた珍しいマンダラを見ることが出来ます。他にこのシャンバラが描かれている所ってあるのかなあ。。
地図の右上に見えるのが幹線道路。こんな谷の奥にも集落があるんですよね。




【ギャル・ゴンパ】
ムルベクの手前で幹線道路をそれてワカ川沿いをしばらく走るとワカの集落に到着します。
その集落を見下ろす岩壁に建つのがギャル・ゴンパ。初めて訪れた時「よくもまあこんな場所に、、」と本当にびっくりしたのを覚えています。
今まで三度訪れた事があるのですが、内部のお参りが出来たのは一度だけでした。
今にも崩れ落ちそうな場所にある、本当に小さいお堂なのですが、内部には素晴らしい仏像が納められています。




【ムルベク チャンバ(弥勒菩薩)摩崖仏】
ムルベクに残るチャンバ(弥勒菩薩)の摩崖仏。レーからカルギルへと向かう幹線道路のすぐ脇に見ることが出来ます。
道路の反対側にはお茶屋があるので、ここで少し休憩をして、暖かいチャイを飲んでしっかりとお参りしましょう。
ちなみに僕の師匠でもあるラマ・ツプテン・パルダン師は「この摩崖仏にはまだまだ分からないことが沢山ある。弥勒菩薩だけど、観音菩薩の特徴もある。もっと研究しないと」ってずっとおっしゃってます。まあ難しいことは良くわかりませんが(笑)。
すぐ横に立つお堂の内部のご本尊は千手千眼十一面観音様。新しいお堂ですが内部の壁画も本当に美しいですよね!



【シャルゴル・ゴンパ】
ムルベクを通り過ぎカルギル方面に少し走ると、遠くの岩壁に張り付くようにして建てられた小さな僧院が見えてきます。
ここがシャルゴル・ゴンパ。ほんと何といいますか、凄まじい場所に建てられた洞窟僧院です。
麓までは車で行くことが出来るのですが、、そこから僧院までの階段が本当にキツイ!ですが、僧院まで上がると麓のシャルゴルの村を見渡すことが出来ますよ!
小さなお堂ですが、内部は本当に素晴らしい仏教壁画で埋め尽くされています。
保存状態は決して良くはないですが、本当に細かく、色彩鮮やかな壁画の数々。素晴らしい仏教世界が広がっています。
初めて訪れてから6年後位にようやくお参りすることが出来たシャルゴル・ゴンパ。本当に感動したなあ。。




【ポカル・ゾン】
シャルゴル・ゴンパからさらに谷の奥へ行くとポロのグラウンドがあります。そこからは渓谷の中を歩いて先へ先へ。
渓谷の最奥まで行くとぱっと目の前が開けます。その場所がグル・リンポチェが瞑想したと言われる聖地ポカル・ゾン。
「地元では小学校の遠足で行くくらいだから大丈夫だよー」と言われたのですが、なかなか大変な道のりでございました。
この自然の洞窟を使って建てられたお堂内部でグル・リンポチェが瞑想したのがこの場所の始まりだそうです。
僕はシャルゴルに泊まって日帰りで訪れましたが、頑張ればカルギルからの日帰りでも行けるかな?と思います。
ポカル・ゾンに人がいれば泊めてもらうことも可能かなと思いますが、泊まる方はやっぱりテントは必須。食事等がとれる場所もないので訪れる方は食料とお水は必携です。
今まで一度しか訪れた事は無いのですが、本当に何度でも訪れたくなる素晴らしい場所。次回行く時は必ず再訪したい場所の一つでございます!




(以上すべての地図はGoogleマップより転載しております)

と。

夏場にレーから車でザンスカールを目指す方たちは必ず通るこの道路沿いにはこんな素敵な場所があるのでございます。
ただやっぱり全ての場所を訪れようと思うと結構時間が必要ですよね。
ラマユルに一泊して、翌日カルギル(かシャルゴル)迄の間にポカル・ゾン以外の場所は訪れる事が出来ると思いますが、ポカル・ゾンまで足を延ばそうと思うとさらに丸一日必要かなあ、、と。

ただ個人的には時間をかけて訪れていただくだけの価値がある場所だと思っております。
僕もこの夏(行けると信じております!!)は久しぶりにこの周辺の村や僧院をゆっくりと回ってみたいなあと。
いやあ、、ほんと今からすっごい楽しみです!!

という事で今日はこのくらいで。
皆さま、今週も素敵な一週間を過ごしましょうね!!

ジュレー!!

やまな

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