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こんにちは。

今日は、ブータンで見かけるけれど外国人には「これは何だろう?」と思われるモノをご紹介しています。前回は「乾燥チーズ・チュゴ」でしたが、今回は何かまた考えてみてくださいね!

ヒント1:野菜市場で売っている食べ物です。

ヒント2:首都ティンプーの野菜市場(サブジバザール)でも売っていますが、南ブータン地方や東ブータンのモンガルの人々が好んで食べています。

こちらの売り子のお母さんは鼻にピアス、額にビンディの飾りをつけているので南ブータン出身かな?と思い声をかけてみました。すると、ソレをもってきてくれました。

紙で包まれていました。植物の葉っぱなどで包まれていることもあります。

たくさんありますね~

ヒント3:加工食品です!

これだけでは、まだわかりにくいので、包みを開けてみましょう。

どうでしょう?木の実のナッツのようにも見えますが、違います。他のお店で買ったものは、

もっと色が濃い色のものもあります。

ヒント4:日本の食卓にも頻繁に登場します。特に朝食??健康効果のある食品として定期的に注目をあつめる。

さぁもう、おわかりですかね。

ヒント5:数字で表して日本語にすると710!ねば~~

正解は、、、

納豆です!!ブータン納豆・リビイッパ!

大豆を無塩で発酵させて、数か月~一年以上熟成させて作ります。最初に大豆を煮てバナナの葉で包み発酵させ、潰して丸め、もう一度バナナの葉に包んでから、つるして熟成保存します。家庭により作り方は異なるため、発酵のすすみ具合もばらばらですが、おつまみ感覚で食べたり、スープの具として食べることが多いそうです。ブータンでは「リビイッパ」と呼ばれ、ネパールでは同じものをキネマと呼んでいます。

日本ふうに、やっぱり白いご飯の上にのせて、、、

このようにいただいてはいけません!加熱しないとたいがいお腹を壊します・・・私は壊しました・・・。リビイッパは各家庭で作っているので、

こちらのお宅のものは、赤味噌に見えるくらいペースト状になっていたり、乾燥納豆のように作っているお宅もあります。

東南アジア圏(タイ、ラオス、ミャンマー、インドネシア、中国雲南省等)でも、納豆の仲間を見かけることがあります。日本でもインドネシア料理のレストランなどでは、「テンペ」と呼ばれ納豆の中を食べることができます。テンペはより大豆の味がしますね。ブータンのリビイッパも糸を引きますよ!匂いはそんなにきつくないものが多いけれど、やっぱり納豆のようなかおりがあります。

ブータンでも好んで食べる方が限られていて、多くの需要があるわけでもないので、野菜市場で注意をして探さないと出会わない逸品です。また、今ではティンプーのスーパーや専門店では、より日本と同じスタイルの納豆や豆腐も売っています。ブータン人も納豆を食べていると知ると、より親近感がわきませんか?

そうそう。今週日曜日の夜に写真家・関健作さんをゲストに呼んで「ブータンを知ろう!」というオンライントークイベントを開催します。
ブータンに住み、ブータンを撮って来た関さんの写真を見ながら一緒にブータンを巡りましょう。
詳細は下記からご確認くださいね。皆さまのお申込みお待ちしております!

キトト

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