こんにちは。今日はドゥック航空のマイレージプログラムのお話です。
海外旅行で飛行機を利用した際に「マイル」や「マイレージ」のお話を聞いたことがあるかと思います。
「マイレージ」は航空会社が実施しているポイントプログラムで「マイル」はその単位です。マイルを貯めて特典航空券と交換をしたり、お得な特典と交換をしたりされた方も多いのではないでしょうか？
ブータンへは国営航空のドゥック航空と初の民間航空会社のブータンエアラインズが運航をしていますが、それぞれマイレージプログラムがあります。
年齢が12歳以上で身分証明書をもっていれば、申込書に記入をしてメンバー登録ができます。
国際線によく搭乗される方は三大提携グループ（スターアライアンスやワンワールドやスカイチーム）に加盟の航空会社を利用することもあるでしょうが、ブータンの航空会社はどの提携グループには加盟していなく独自のプログラムを使っています。
ドゥック航空のマイレージプログラムはHappinesSMilesと名がついています。
https://www.drukair.com.bt/HappinesS-Miles
Happinessとマイル、そしてスマイルも合わせた意味をもっているのか？韻を踏んでいる？？ いい名前ですね！
細かい部分は省きますが、タイ・バンコク～ブータン・パロ間エコノミークラス利用を基準としてざっくり計算してみると・・・
6往復すれば、同じ区間の1往復分の特典航空券と交換ができることになります。
お～！！最近、ブータンへの航空券は値上がりの一途をたどり、1往復で10万円を軽く超えてしまうのでこれはお得に感じます。
でも貯めたマイル数の有効期限を考えると2年以内に6往復が必要、、、う～ん、これはハードルが高い。。。
実際には
「バンコク～パロ間をエコノミークラスで2往復して、次の旅行でブータン国内線のパロ～ブムタン間の片道を特典航空券で交換」
とか
「エコノミークラスからビジネスクラスへアップグレード」
といった使い方の方が、まだ私たちのような外国人観光客には使いやすいかな・・・
しかし！！
この度、私の知り合いがバンコク～パロ間の往復分を特典航空券と交換できるまでマイル数が貯まったそうで、どうやって交換をしたのかを聞いてみました。
一言でいえば、、、と～っても苦労をした、に尽きるそうです。。
というのも、どうやら外国人でここまでマイル数を貯めて特典航空券を交換するに至った人が今までいなかった！？とのことです。
このプログラムは2014年11月に始まり、5年目にして初めての外国人からの予約だったそうです。
そう、だから、問合せ、予約方法、発券方法が完了するまでに要したメールは数十通に及び、セールスオフィスや空港のオフィスに足を運び、とても時間と労力がかかってしまいました。
その貴重な情報をまとめると・・
・特典航空券の予約をするには・・ウェブサイトに記載のメールアドレスに問い合わせたが返事が来るまでかなり時間がかかった。第三国にあるドゥック航空のセールスオフィスや空港オフィスにも出向いたが、そこでは手続きができず、ブータンのティンプー事務所でのみ予約が可能。
・予約後の発券手続きをするには・・航空券は無料になるが、空港使用料や燃油サーチャージ、航空保険料などの付随費用は別途、支払う必要がある。しかし、これも第三国にあるオフィスや空港、クレジットカードや銀行振り込みでは支払いができず、唯一できるのがティンプー事務所のみ。さらにティンプーでは外国人の付随費用は、現地通貨ヌルタムではなく米ドルでの支払いのみ。
むむむ・・・。。。う～～ん。。。これは、、、すご～く面倒で手間がかかる。。。
誰かがブータンの首都ティンプーにいて、アメリカドルの現金を持っていて、事務所に行ってくれる方がいないとマイル数が貯まっても特典航空券をgetすることが出来ない、ということです。
しかしこれらをクリアして最終的にEmailでE-Ticket（航空券）を送ってもらえたそうです☆
おめでとうございます！
そして更に、裏ワザを教えてもらいました。
もし、自分のマイル数だけでは不足している場合、同じくHappinesSMilesのメンバーでマイルを譲ってくれる人がいたら、その方から譲渡をしてもらうことができるそうです！
これはウェブサイトには記載がないのですが、譲渡する方が承諾書を記入してティンプー事務所にもっていけば、マイル数を合算することが出来たそうです。マイルを譲る人ともらう人の関係は血縁や家族ではなくても良いそうです。
この情報は、現時点での状況ですので今後、もっと便利なサービスになっていくことでしょう（と期待しています）。
もし、マイルが貯まったら特典との交換に挑戦してみてくださいね。
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※写真はドゥック航空のウェブサイトから転載しました。
キトト
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