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こんにちは。
先週から始めてみましたブータンの見どころ紹介。第二回目の今日は首都・ティンプーのメモリアルチョルテンをご紹介します。

メモリアルチョルテン

首都ティンプーの街のシンボルでもある、白く大きなこのチョルテン(仏塔)。1972年に亡くなった第3代ジグミ・ドルジ・ウォンチュク国王が生前に建立を企画し、没後の1974年に国家事業として第3代国王を記念する意味も込めて造られました。そのため、メモリアルチョルテン、第三代国王記念仏塔とも呼ばれます。仏塔は3階建てで、内部に描かれた美しい仏画や仏像は必見。特に中央に納められた憤怒尊の形をした歓喜仏(ヤブ・ユム)の立体マンダラはここでしか見ることができない貴重なものです。

仏塔は3階建てになっており、内部に描かれた美しい仏画や仏像があります。チョルテンの内部は、極彩色の壁画、歓喜仏、忿怒尊が納められ、特に中央に納められた憤怒尊の形をした歓喜仏(ヤブ・ユム)の立体マンダラはここでしか見ることができない貴重なものです。最上階までの各階にそれぞれの仏教世界が表現されています。以前は屋上まで上がることができたのですが、現在は特定の日のみ内部が公開されています。

今も参拝者が絶えることはなく、一日中この場でマニ車を廻しながら観音菩薩の真言「オム・マニ・ぺメ・フム」を唱えたり、五体投地をする敬虔なブータン人の姿を目にすることができます。



ブータンの暦で毎月8日は観音菩薩の日、10日はグル・リンポチェの日、20日はお釈迦様の日、30日は仏教の日とされていて、この日に当たる時は農作業をしません。農作業をする際に、殺生をしてしまう可能性があるからです。そのためブータン暦の毎月8、10、20、30日は特にメモリアルチョルテンに訪れる人の数も増えます。また、試験の前の学生の姿も良く見かけます。通勤前や通学途中に訪れる人も多いので、朝夕に行ってみるのもいいかも知れません。夜は敷地内に入場をすることはできませんが、ライトアップをされているので、遠くからでもチョルテンがどこにあるのかがわかります。

もちろんメモリアル・チョルテンで法要が行われることもあります。
その時はこのような感じの普段とは違った雰囲気に包まれます。

老若男女問わず、ここを訪問することが生活の一部となっている人も多く、ブータンの日常的の中にある信仰心を身近に感じることができます。ここに来たら、「オムマニペメフン」を唱えながら、この仏塔の周りを少なくとも時計回りに三周をして(コルラ)、ブータンの人々とぜひ一緒に歩いてみて下さい。

メモリアル・チョルテンはティンプー市内の中心地(ノルジン・ラム)からも歩いて行ける距離。
車だと5分というところでしょうか。

ティンプー観光のスタートはこのチョルテンをコルラすることから始めてると良いかも。
敬虔なブータンの人々の姿を知ることが出来ると思います!

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