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こんにちは。 今日は、ブータンのこれなぁに?をご紹介します。

ブータンでも先月から外出制限があり、今はStay home、Stay safeで外出はあまりできないそうですが、人々のために国営放送BBSはテレビで週に2回、ブータン映画を放送しています。

私は今までブータンの映画館に行っても公用語のゾンカ語が難しくてわからないため、最後のエンディングロールまで見たことがありませんでした。でも、映画放送予定のリストを見て「ブータン映画のタイトルって、どんな意味になるのかな」と、ふと思いました。

ということで、日本語がわかるブータンのスタッフの力をかりて、一緒に考えてみました。

これらの映画20作品が、放送予定です。ゾンカ語の文字表記はチベット文字ですが、上記のようにアルファベット文字で表すことができます。日本語での読み方は発音はあまり気にせず、アルファベットを素直にそのまま読んで声に出すと、わかってもらえることが多い気がします(笑)。例えば、17番目のSho Sho Waiは「ショショワイ(ワァイ)」と言えば、比較的通じます(たぶん)。

今回の目的は、ゾンカ語を話すことではなく「映画のタイトルはどんな感じ?」を探るので、発音はあまり深く考えずに見てみましょう。タイトルを元に、分類してみました。

●個人の名前を使ったタイトル
1、9、13は主に人の名前です。2もおそらく人の名前かな?
1は冒頭のGelongはお坊さんのことなので「僧侶スンダー・タシ」。13のSingay Ngaは「僕はシンゲ」になります。

●日常会話のフレーズを使ったタイトル
14のSorry Waiは「ごめんね~、わるかったねー」、15のGa Ghi Lapmo は「え、誰がそんなこと言ったの?」、16のGoedra Majuは、英語でDon’t Joke、日本語にしたら…「ふざけないで。冗談はやめて」といった感じ。17のSho Sho Waiは「こっちにおいで」。20のLamtoenは「教えてあげる」。

●語りに使われる定番フレーズ
3の Dangphu Dengphuは、英語ではA long long time agoとかOnce upon a time. 日本語にしたら「むか~しむか~しあるところに…」のような語り口。きっとこの映画は時代劇とか、昔話のようなストーリーなのかな。

●一つの単語のみ、または熟語等を使ったタイトル
4.のSem Da Sem は英語では Mind and Mind、直訳したら心と心。6の Sergi Zukiは、黄金の指輪。8のSamoは、雲。 10のChemlaは、家事とかお家の仕事のこと。11のAum Chumは、継母とか義理のお母さん。12のTsewau Pham は、大切な家族。18のSem Sho Se Seは、目を見張る美しさ。5の Tharchenは、意味を多く持つそうですが成就、達成、偉業、功績とか。もしかすると、この映画は偉人伝のようなお話なのかもしれません。19のTshendugchenも一言で表現するのが難しい単語だそうですが、良い意味での深い愛着とか、献身的な姿のこと。

こうやってタイトルから想像するに、ブータンの映画は、昔話や時代劇、ドキュメンタリー、嫁姑物語、ラブストーリー、ヒーロー、もしくはアクションなど、バラエティに富んだ作品がありそうですね。ただ、映画は一切見ていないので、もしかしたら全然違う内容かもしれませんよ‥‥

ちなみに、ブータンでも女子には韓国ドラマは人気があります。感情表現を大きくする、表情や仕草などが面白く感じるのだそうです。

みなさんは、この20作品からタイトルで作品を選ぶなら、どれがいいですか??

最後にこちらはパロ・ツェチュの際に田んぼの中に建てられていた移動式の映画館の様子。
こっそり覗いているお子さんの姿が可愛らしいですね。


キトト

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