skip to Main Content

やまなでございます。

という事で新しい一週間が始まりました。
関東近郊は先週めちゃくちゃ暑かったですが、今週から少し暑さも落ち着きそうな感じですね。
気が付けば8月もあと少し。引き続き日本の夏を満喫したいと思っておりますが、、

さて本日は月曜日。毎週月曜日は「ブータンの見どころ紹介」の日でございます。
本日は先週のドゥンツェ・ラカンに引き続きパロの古刹である「シンゲ・ダ」をご紹介させていただきますね。

先週ご紹介させていただきましたこちらのドゥンツェ・ラカンからさらに北へ。
ド・チュ(川)沿いの道を走り、パロ・ゾンの方へ向かう橋を渡らずにそのまま直進していくと左手の山の中腹に寺院が見えてきます。

寺院が見える場所で車を降りて山道を登る事約40分。
岩肌に張り付くようにして建てられたシンゲ・ダに到着します。

訪れた時はお堂を護る僧侶が出迎えてくれました。

ここも場所柄訪れる観光客は少ないお寺。
実際に訪れたことがある方は本当に少ないと思いますが、景色も雰囲気も良い、個人的にはぜひ訪れていただきたいなあと思っている場所でございます。

グル・リンポチェに由来する聖地シンゲ・ダ。「シンゲ」は「獅子」、「ダ」は「崖」を意味しています。

8世紀、グル・リンポチェがこの地域に流行していた病気を鎮めるためこの地で瞑想をしたのが創建の由来だと言われています。
現在のお堂は火事で焼失した後に再建されたものなのですが、その火事の際にもお堂内部に祀られていたグル・リンポチェの像は焼けずに残っていました。

本堂と隣接する瞑想堂の中にはさまざまな仏像が納められていますが、中でも一番の見物なのは「カンドゥ・シンゲ・ドンマ」の像。
グル・リンポチェはこのシンゲ・ドンマの姿になって瞑想することで当時流行していた病気を鎮めることに成功したと言われています。

また、このシンゲ・ダの周囲には、シンゲ・ドンマの足跡やグル・リンポチェが閉じ込めたオスとメスの2匹のヘビがいる岩、他にもグル・リンポチェのプルバ(金剛杵)とドゥンカル(法螺貝)だとされる岩等、数多くの聖地が点在しています。

こちらがシンゲ・ドンマの足跡。

グル・リンポチェが蛇を閉じ込めた岩。

そしてこちらがグル・リンポチェのプルバとドゥンカル。

お参りを済ませて寺院から降りてくるとシンゲ・ダにお供え物を持っていく女性に出会いました。

このシンゲ・ダ。
ブータンに数ある岸壁に張り付いた寺院の中では訪れやすい方かな・・と思いますが、場所が場所だけにしっかりお参りすると3時間程必要かなあと思います。
訪れる際には、先週ご紹介させていただきましたドゥンツェ・ラカン、このシンゲ・ダ、そしてパロ・ゾンという順番で回るのがいいかな??と思いますがそれで半日少しでしょうか。
パロで時間に余裕がある場合は是非訪れていただきたい場所でございます。

という事で今日はこれくらいで。
それでは今週も素敵な一週間にいたしましょうね!

やまな

■GNHトラベル&サービス オフィシャルサイト:https://gnhtravel.com
■GNHトラベル&サービス ブータン旅行専門サイト: https://www.gnh-bhutan.jp
facebook
twitter
Instagram

******************************************
■カード決済取り扱い始めました■
【写真集・LADAKH LADAKH ~6人の写真家のまなざしが捉えた、ラダックの知られざる魅力】
******************************************

Back To Top
×Close search
Search