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やまなでございます。

さて水曜日がやってきました。ということで本日も皆さまにラダック・ザンスカールの見どころをご紹介させていただこうかと思っております。

第三回目は「ワンラ僧院」。
先の二回と違って訪れたことがある方はまだまだ少ないかな。。という気もしておりますが、ここも素晴らしい僧院なのでございます。

前回が長かったので今日はさくっと写真多めでご紹介しようかなあなんて。
それではいつものようにまずはパルダンさんの案内からどうぞ!


※ワンラ僧院
ワンラ僧院はラマユルの南東に位置しています。
この僧院は今から約1000年前。大翻訳官リンチェン・サンポの時代に創建されました。

この僧院のご本尊は2階まで届くほど大きな千手千眼十一面観音菩薩の立像。
その両脇には仏陀と観音菩薩の像を見ることが出来ます。
また堂内の壁には仏陀や菩薩などの諸尊、マンダラなどが描かれており、それらの中にアティーシャの姿を見ることも出来ます。

かつて下ラダックを支配していたワンラ・ロンポはこのワンラ村に拠点を置いていたと言われています。

この僧院の最も重要な仏像は慈悲の心を象徴する観音菩薩。
ワンラには周辺のシャムやストッド、ラダックの他の地域に住むの多くの人々が巡礼に訪れ、五体投地をし祈りを捧げています。

さてこのワンラ僧院。訪れたことがある方はご存じかと思いますが前回ご紹介させていただきましたラマユル僧院のすぐ近くなんですね。
まあご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、昔のザンスカールへのトレッキングルートはラマユル近くからスタートしていました。これはワンラの村の近くの写真なのですが、この谷の奥をずっと行くとラマユルに到着します。

もちろん今は車道が通じていますので車で訪れることが可能。
レーからラマユルへ向かっていくと、ラマユル手前の山道を登りだす手前に左側に入っていく小さな橋が架かっています。
その道をまっすぐ走っていくと10分位でワンラの集落に到着します。

ちなみにこの谷をずっと奥へ奥へ。まっすぐ走り続けると昨年車道が通じたリンシェに到着します(ワンラから4時間位かなあ、、)。
僕が初めてこの僧院を訪れた20年ほど前は未舗装のすさまじい道だったのですが、今はワンラ(から少し先)までは舗装道路が続いています。

ワンラ僧院はワンラの集落を見下ろす小高い丘の上に建っています。
以前は麓の村から歩いてこの丘を登って訪れいたのですが、今は僧院まで車で行くことも出来るようになりました。


お堂自体はそれほど大きくないのですが内部は素晴らしい壁画と仏像で埋め尽くされています。
僕もしばらく訪れていないのですが内部はほとんど光が入らない作りになっているので懐中電灯は必携。
たぶん今は写真撮影も禁止されているのではないかな?と思います。
あとお堂の入り口の扉がめちゃくちゃ小さいので中に入る時に頭を打たないように気を付けてくださいね。







ワンラを訪れるのであればラマユルと一緒に行くのが一番良いのかな。
ラマユルで一泊するのであればゆっくりと時間を取ってワンラをお参りすることが出来まし、あと何度か書いてますが昨年からワンラの先のリンシェまで車道が通じたのでリンシェに向かう途中に訪れるのも良いかもしれませんね。

ワンラ僧院。
本当に素晴らしい場所でございます。
が、先にも書いたようにまだまだ訪れる方は少ないかな。。なんて思っております。

是非次回は少し時間を取ってワンラ僧院へも足を運んでくださいね!

ということで今日はこのくらいで。
うん。これくらいの長さがちょうどいいですね(笑)。

やまな

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