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やまなでございます。

さて今週も水曜日がやってきました。
今日は元々渋谷の事務所に行く予定だったのですが、いろいろありまして予定変更。
絶賛テレワーク中な感じでございます。

先週は結構事務所に出ていたのですが、何度か書いてるようにやっぱり外に出るのは良い気分転換になっていいですね。
4月頭から今の営業体制を継続しておりますが、これからはもう少し頻繁に事務所に出るようにしようかな。。と考えております。
まあ相変わらずこの状況は変わらないのですが(涙)。

さて本日は「ラダック・ザンスカールの見どころ紹介」の日でございます。
本日は前回ご紹介させていただきましたヘミス僧院の中でも名前が出てきましたヘミス僧院の分院・チェムデ僧院をご紹介いたしますね。
まずはいつものようにパルダンさんの説明からでございます!!


■チェムデ僧院
チェムデ僧院はレーの東40kmの場所に位置しています。
チェムデ僧院はシンゲ・ナムギャル王の金銭的な援助により、約360年前にタクツァン・レスパによって小高い丘の上に建立されました。
僧院の建立以前はこの場所に城塞が建っていましたが、現在この僧院はチェムデ・テッチョグ僧院として知られています。

僧院内には金と銅で造られた高さ1階にも及ぶパドマサンヴァバの神聖な像が納めらており、その他にも数多くの神聖なお堂があります。

現在でも毎年9月28日と29日に”チェムデ・ワンチョク”というお祭りが開かれ、僧院の中庭でチャムが舞われます。
その際、僧侶たちは僧院の守り神たちに関連する様々な儀式を執り行います。

僧院には約300人の僧侶が住み、歴代のタクツァン・レスパが僧院長を務めています。

前回のヘミス僧院の説明は気合いが入っておりましたが、今回は簡潔!って感じですね。
でも決して見どころが無いというわけではないのです。訪れた方はよくご存じかと思いますがこのチェムデ僧院、「絵になる」と言いますか、その外観からして本当に素晴らしい僧院です。

今は道路状況も良くなり、パンゴン・ツォを日帰りで訪れる方も多いと思いますが、パンゴン・ツォに行ったことがある方ならまず間違いなくその外観を目にしているはず。
カルーの分岐点を左方面、チャンタン高原の方に向かってしばらく走ると左手にチェムデ僧院の姿が見えてきます。

青い空と乾いた大地。そして麓のポプラの緑の中に映えるこの僧院がチェムデ僧院ですね。
ちなみにこちらは冬のチェムデ僧院の光景。

雪景色の中で見るチェムデ僧院もなかなかオツな物ですよね。ほんと何度か書いてますが冬のラダックはサイコーに素敵です。
ぜひ訪れていただきたいと思います。

パンゴン・ツォに向かう道を左折し、僧院の方に向かっていきます。もちろん僧院のすぐそばまで車で行くことが出来るのですが、まずは巨大な仏塔が立っているところでちょっと止まってみましょう。
個人的にはここから見るチェムデ僧院の姿が一番格好いいと言いますかなんと言いますか。
こんな感じでババーン!とチェムデ僧院の姿を見ることが出来ます。

こちらも僧院の下の方に立つ仏塔。
ほんとこのラダックの深く青い空って吸い込まれちゃいそうな感じがしますね。

僧院の駐車場で車を降り、僧院内に入って行きます。
こちらがチェムデ・ワンチョクが執り行われる僧院の中庭。

まずはこの正面のお堂の中をお参りしましょう。

内部では美しいマンダラや仏画、数多くの貴重な仏像を目にすることが出来ます。






こちらは近くにあったマニ車。内部に納められている経典が見えていますね。
ご存じのようにマニ車は時計回りに回すとお経を何回も唱えた事になるというありがたい物。
内部にこのような感じでぎっしりと経典が詰められているのですね。

そしてこちらはお堂の入り口に置かれていた僧侶の帽子でございます。ちゃんとアイロンかけてるんですね(笑)。

早朝の時間にチェムデ僧院を訪れるとタイミングが会えば朝の勤行の様子を見学することも出来ます。
パンゴン・ツォを日帰りで訪れる方は朝早めにレーを出て、チェムデで少し時間を取って勤行の様子を見学するのもいいかもしれません。

パルダンさんの説明にもあった大きなパドマサンヴァバの像もきちんとお参りした後は僧院の上の方に上っていきましょう。
こちらは僧院の屋上から見た周囲の景色(冬)。

確か2月中頃だったかな。。。と思いますがこの時はそんなに雪も積もっていませんでした。

2階のお堂のご本尊もパドマサンヴァバ。そして周囲にはグル・ツェンゲー(グル・リンポチェの八変化)やタクツァン・レスパの像などが。
そしてお堂の壁一面は、それほど古い物ではないのですが非常に美しい仏教壁画で埋め尽くされています。






仏教壁画にご興味のある方でしたらこのお堂だけで軽く一時間はかかるのでは??なんて思ったりします。
そして僕もゆっくりと1時間位かけて見学する時があるのですが、、、出てくると鍵番のお坊さんが「終わった??」って感じで待ってくださってました(笑)。

このチェムデ僧院。ゆっくりと普通にお参りすれば僧院だけでも1時間位はかかるかな?と思います。
外観の写真を撮ったりなんやかんやしてると2時間位は必要かと。以前はヘミス僧院や少し先のタクトク僧院等と合わせて訪れる事が多かったですね。

今年のチェムデ・ワンチョクは11月に行われる予定です。このお祭りも実際に見学したこと無いんですよね。。
毎回書いてますが今年はちょっと難しいかな。来年以降必ず見学に行きたいと思っております!

という事で本日最後の写真はこちら。

僧院の下の方で仏塔の写真を撮っていたら、杖を突いた一人の僧侶が足を引きずりながらゆっくりと僧院へ向かってらっしゃいました。
車があったので「お送りしましょうか??」って聞いたのですが、、、
笑顔で「大丈夫です。ありがとうございますね」とおっしゃり、ゆっくりと僧院へと向かわれたんですね。
何のことはないごく普通の会話だったのですが何故かすごく印象に残ったひと時でございました。

さて毎週水曜日にお届けしているこの「ラダック・ザンスカールの見どころ紹介」。
もうすでに飽きてきたからもいらっしゃるかな??なんて思ったりもしておりますが(笑)、まだまだ続けていきたいと思います。
手元にあるパルダンさんの本で紹介されている僧院は全部で29あるんですね。そして本日ご紹介しましたチェムデ僧院が16個目でございます。

残り13。引き続きぼちぼちとやって行きますのでお付き合いの程よろしくお願いしますねー。

やまな

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