こんにちは。
先日開催させていただきました弊社初のオンライントークイベント「ブータンを知ろう! オンラインで繋ぐブータン」にご参加・ご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました。
開催一週間前の告知だったにも関わらず、当日はZoom、Facebook Liveあわせて130名を超える方にご参加いただく事が出来ました。
改めて深く御礼申し上げます。
第二回も企画しており近日中に告知させていただく予定です。ぜひご参加くださいね。
さて、イベントの中で「ブータンで身近にみられる野生動物は何ですか」とご質問があり、その中の一つに「鳥類」とお答えいたしました。
ブータン国内には670種類以上の鳥類がいて、今後は更に発見が続くとされます。
固有の鳥は221種、冬は50種以上が渡り鳥としてやってくる、鳥の愛好家たちには有名な国の一つです。
バードウォッチングのメッカは、熱帯や亜熱帯の南部エリアのシェムガン県やモンガル県。
それに次いで、サムドゥップジョンカル県、トンサ県やプナカ県でも様々な種類の野鳥を観察することが出来ます。
先日のイベントでもフォブジカ谷やタシ・ヤンツェ県のオグロヅルの写真などが登場しましたね。
でも、今回は「本格的ではなくても、観光のついでにチャンスがあれば鳥にも出会いたい」という願いを叶えてくれそうな、身近な鳥たちをご紹介したいと思います。
現在のブータン国王陛下のお住まいは、首都ティンプーのタシチョ・ゾンの向かいにあるリンカナ宮殿です。
ここは首都の中心近くではありますが、清流と緑が溢れるエリアになります。
このリンカナ宮殿は、日本の皇居のような「都会にありつつも生態系を守ろうとしている場所」で、以前この宮殿で観察できる鳥についての記事が公開されました。
2016年に公開されたこの記事は現在でも読むことができ、美しい鳥たちの写真がたくさん掲載されています。
http://yellow.bt/birds-lingkana-bhutan/
この宮殿にはどんな鳥たちがいるのでしょうか。
●ツグミ
●黄雀
●チベットモズ
●ヒマラヤ黒ヒヨドリ(ブラックブルブル)
●オオハクセキレイ
●カワビタキ
●キバラシジュウカラ
●カラス
●コキジバト
●ヤツガシラ
●ノドジロガビチョウ
記事の説明文には、葛飾北斎が富嶽三十六景に描いたことでも知られる「黄雀」と紹介されていたりします。
ブータンの人たちにも日本の江戸文化がこんなふうに紹介されていることもうれしくなりますね。
その他にも、
”チベットモズは渡り鳥で、通常は高所にいて越冬のためティンプー周辺にやってくる”
”ヒマラヤ黒ヒヨドリは、ヤギの赤ちゃんのような鳴き声でびっくりする”
など、観察のヒントになることも書いてありました。
これらの鳥は宮殿だけでなく、パロやティンプー周辺でも観察できる可能性が高いです。
ツアーに行った際には少し早起きしてみたり、夕方に川沿いを歩けばグッと出会えるチャンスが増えます。また気候が温暖なプナカに宿泊すれば、ちょっと違なる種類の鳥も見かけます。
最後にリンカナ宮殿で撮影された鳥の写真とはレベルが違い過ぎますが、あまり鳥には詳しくない私たちが四苦八苦して撮影した「身近に出会える鳥たち」の写真もご覧ください。
こちらはシジュウカラ(たぶん、、、)
そしてこちらはイワヒバリ。
もし鳥の名前が間違っていたら教えてくださいね。
弊社の現地ブータン人スタッフにもバードウォチングが趣味の日本語ガイドもいます。
本格的ではなくても「ちょっとだけでも、できたら見たい」とご希望があれば、一生懸命目を凝らして探させていただきます!
キトト
https://gnhtravel.com
https://www.gnh-bhutan.jp
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