やまなでございます。
さて今日は10月7日の水曜日。
そうです。毎週水曜日は「ラダック・ザンスカールの見どころ紹介」の日でございますね。
先週は僕もしばらく訪れていないストック・カルのご紹介をさせていただきました。
このストック・カルでレー近郊の僧院のご紹介は一旦終了。今日からはレーから少し離れた場所の僧院等のご紹介に入りたいと思います。
という事で本日はヌブラ谷にあります名刹「サムタンリン僧院」のご紹介。まずはいつものようにパルダンさんのご説明からでございます。
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■サムタンリン僧院
ラマ・ツルティム・ニマによって建立されたサムタンリン僧院はヌブラ谷のスムル村に位置しています。
約130年の歴史を持つこの僧院内には多くのお堂があり、50名程の僧侶が住んでいます。
僧侶たちは戒律を順守することに特に重きを置いているため、チャム等の舞踊やお布施等を含む様々な儀式は行いません。
また、僧侶たちの僧服や食料、日用品なども僧院によって賄われており、自分の部屋の中に仏教と関係のない本や衣服を持つことが禁止されています。
僧院長は歴代のツルティム・ニマとスラス・リンポチェが務めています。
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ここ数年でヌブラへの道路状況も改善され、とっても訪れやすい場所になりましたね。
レーからカルドゥン・ラ(峠)を越えてヌブラに向かうルートが一般的なのですが、今は朝レーの街を出発すればお昼すぎにはヌブラに到着できるようになりました。
ちなみにパンゴン・ツォ方面とヌブラ谷をつなぐルートもあるのですが、夏場は水が漬いて通れなくなることが多いので、このルートを予定されている方は要注意でございます。
さて、ヌブラ谷にはヌブラ川とシャヨーク川という二つの川が流れています。
今回ご紹介させていただくサムタンリン僧院は、ヌブラ川沿いのスムル村に位置する僧院。
このスムルにはホテルやゲストハウスも多いのでこの村を拠点にヌブラを見て回る方も多いのではないかな??と思います。
サムタンリン僧院はそんなスムル村の一番上に建つ僧院。
商店がいくつか並ぶ村の中心から歩いていくと結構な時間がかかると思いますが、もちろん僧院まで車道が通じていますので車で訪れる事が可能です。
こちらがサムタンリン僧院。ちなみにここは場所がら訪れる観光客の方も多いんでしょうね。
こんな感じできちんとお参り出来る時間が決めれられています。
こちらは僧院のドゥカン内部。
修復も完了し、なんと言いますか非常に明るい感じがする僧院です。
もちろん周囲の壁一面には仏教壁画が描かれています。現代風(?)って感じでしょうか。
このサムタンリン僧院の僧侶たちは、はパルダンさんのご説明にもあったように戒律を重要視して日々の修行に励んでいます。
で、ここで是非ご覧頂きたいのは問答修行の様子なんですね。
ラダックの他の場所ではなかなか見ることが出来ないこの修行。サムタンリン僧院に夕方ごろ訪れると、運が良ければ中庭で僧侶たちが問答をしている様子を見ることが出来るかも?
小坊主さんたちはお堂内で問答していました。
こちらは問答をしている僧侶たちの近くに置かれていたマニ石。ご存じ観音菩薩の真言「オム・マニ・ペメ・フム」でございますね。
ヌブラ谷を訪れる方の多くは、この谷で1泊か2泊されると思います。
スムル村のさらに北にも素敵な場所は沢山ありますので、ヌブラ川沿いを巡った後にスムルで一泊し、夕方ごろにサムタンリンを訪れる。
個人的にはそんな感じがお勧めかなあ。。と思っております。
そうそう。今年はヌブラを一週間くらいかけて隅々まで見てみようって思ってたんですよね。。
来年こそはゆっくり、しっかり、そしてがっつりとヌブラ谷を巡ってみたいと思っております!
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ではぼちぼち明日の準備を始めたいと思いますー。
やまな
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