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こんにちは。ブータンで見かけるけれど外国人には「これは何だろう?」と思われるモノをご紹介しています。

前回は「ブータン納豆・リビイッパ」でしたが、今回は何かまた考えてみてくださいね!
色々な場所にあるものを順に紹介したいのですが、まだ野菜市場から離れられません。どこの国でも市場は人々の暮らしをダイレクトに表現され、日本人の私たちには新鮮に映るものが多くて、興味が尽きません。いつでも探検家の気分になれますよね。

ブータンでは野菜市場は週末に開催される都市が多いですが、開催日と滞在があわない場合は八百屋さんに行くのも楽しいです。

それでは、今回もヒントからスタートします♪

ヒント1:野菜市場でも売っている食材

ヒント2:通年ではなく季節限定らしく10月~11月ころに出回ることが多い

ヒント3:山に自生している。標高は1500メートル前後、プナカなど温暖な気候のほうが育つ(種類にもよる)

そろそろ写真を見てみましょう。こちらから。

キャベツやカリフラワーも写っていますが、今回のモノはこの写真ではキャベツの上に束ねて置かれていた、横長に映っている植物。

ヒント4:「おいしいよ。美容にいいんだよ。食べたら美人になるよ~」がセールスポイント?

美人になれるとは、おじさんそれは本当か!? ブータンの方には珍しく、積極的に声かけをしてこのモノを両手に持って大セールス中。このおじさんが、コレを上下逆に持ってくれたらもっとわかりやすいかも。特に写真左側のコレ。逆さにしてみてください、ほらほら…あれあれ、なんだっけ、あれに似てる?

ヒント5:市場の野菜の中では高級食材。1束180ヌルタムで購入。ほうれん草だったら、3倍くらいの量が買えちゃう

ヒント6:調理方法はチーズと煮たダツィにする。茎よりも写真の丸みのある部分を食べる。更に大ヒント、丸みの部分は「つぼみ」「花」

ヒント7:食用にはしないけれど同属の植物で、自生する姿はこんな感じ

お分かりになりましたか?

そう、これは蘭の花です。ブータンでは蘭もたくさん咲きます。蘭は繊細なお花に見えますが、意外にも過酷な環境にも適応・変化して育つ、生命力が強い花です。

昔から食用しているのですが、蘭のつぼみなんて、もったいないというか贅沢というか、なんとも畏れ多い気持ちになります。白い花を咲かせるシュンランなどもおいしいらしい。

味は山菜のような苦みがありますが、チーズと煮るのでマイルドになります。蘭と知ってしまったら、気分的にはもう食べる漢方。

調理の際は茎からつぼみを外して、縦に切っていました。これを見た時の第一印象は「あ、なんか百合の花みたいだな」。

おじさんのトークにあった美容効果についてはわかりませんが、食材としては大変美しいから、それだけですでに美容効果がありそうな気もします。またハイキングや植物園でも蘭の花を楽しむことができるので、目で見ただけでも美容効果もきっとありますよ。

ハイキングの時は地面を見るだけでなく、たまに視線を上にあげてみてください。蘭の花は樹上で見ることが多く種類もたくさんあるので、ガイドさんに「もし歩いているときに、蘭や花を見つけたら教えて」と頼んでみるのもいいですね。でも採ってはダメですよ~。

ブータンで現地の風にふかれるだけでも、空気がきれいでアンチエイジング効果がありそうですね。

キトト

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